内部留保(利益剰余金)に関する5つの事実

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もはや恒例記事となりつつあるとなりつつあるので多くは語らない。

  1. 利益剰余金は過年度の「利益ー配当」の積上げである。
  2. したがって企業が普通に利益を出していれば利益剰余金は毎年当然に過去最高を更新し続ける。
  3. 実際、戦後ほとんどの時期において利益剰余金残高は前年を上回っている。
  4. 利益剰余金が横這い・減少で推移した時期はバブル崩壊やリーマンショックに代表されるように日本経済が危機的な状況にあった時期である。
  5. 利益剰余金が増えているときは基本的に設備投資が堅調なときであり、利益剰余金が減っているときはその逆である。*1

*1:設備投資も利益剰余金も景気がいい(利益が多く出ている)ときには増えるので。

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